院内倫理委員会・9
徳島大学
井形 高明
1
1徳島大学医学部
pp.1136-1137
発行日 1997年12月1日
Published Date 1997/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902291
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徳島大学医学部倫理委員会設置までの経緯
徳島大学医学部は,産科婦人科学講座から申し出のあった「不妊治療における体外受精と胎芽移植法の導入」をきっかけに,医の倫理のあり方,医学研究の妥当性を倫理的,社会的観点から事前に審査する委員会として,昭和57年(1982)12月9日,全国医学部・医科大学では初めて独自の徳島大学医学部倫理委員会を設置した.
同時に,徳島大学医学部倫理委員会規則を制定し,「人間を対象にした研究は独立した委員会で審査されなければならない」とする世界医師会のヘルシンキ宣言の趣旨に沿い,「徳島大学医学部,同附属病院に所属する研究者が行う,人間を対象とした医学研究及び医療行為において,倫理的配慮を図ること」を目的とした.
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