病院管理フォーラム 診療情報管理はいま・5
診療録整理と貸し出し業務
五十嵐 よしゑ
1
,
細川 治
2
1福井県立病院病歴管理室
2福井県立病院外科
pp.1129-1131
発行日 1997年12月1日
Published Date 1997/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902288
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高齢化社会に伴う医療政策の変革,医療技術の多様化,患者や医療への関心の高まり,情報システムの医療への導入と,われわれを取り巻く環境は大きく変化してきている.
診療録管理においても時代に対応した変革が求められ,その現れとして1996年より診療録管理士が診療情報管理士と改称されたことは周知のとおりである.このことを踏まえて診療録管理の原点としての①診療録整理と貸し出し業務,②期待される診療情報活用,③登録業務の重要性と他病院との連携,④院内の病歴委員会の意義の4点について当院の現状を紹介して問題提起と今後の課題について考察したい.
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