特集 第3次医療法改正と病院
〔座談会〕第3次医療法改正で病院はどう変わるか
関山 昌人
1
,
戸金 隆三
2
,
西島 英利
3
,
北條 慶一
4
,
河北 博文
5
1厚生省健康政策局総務課
2鶴巻温泉病院
3小倉蒲生病院
4公立昭和病院
5医療法人財団河北総合病院
pp.48-55
発行日 1997年1月1日
Published Date 1997/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902009
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河北 新年号の特集ということでなるべく明るい夢を語っていただこうと思います.
医療法改正は,当初,介護保険法案の関連法案として上程される予定でしたし,おそらく今後も国会ではそういう議論がされると思いますが,それだけではないと思います.例えば医療保険審議会の中で医療提供のあり方が議論されていますから,医療法改正を避けては通れないと思います.また,医療保険全体の改変議論にしても,単に財政の行き詰まりという発想のみではなく,21世紀初頭の,20年〜30年間を見越して医療提供体制のあり方を議論してほしいと思います.そのような状況のもとで,第3次医療法改正がどういう方向にいくのかを踏まえて,病院の今後のお話をうかがいたいと思います.[編集部注:医療法の一部を改正する法律案は11月29日に第139回臨時国会に提出]
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