特集 診療報酬改定・96年4月を検証する
診療報酬改定前・改定後の病院経営の変化
中小病院の立場から
井下 司郎
1
1井下病院
pp.860-862
発行日 1996年9月1日
Published Date 1996/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901910
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当院の概要
今回の診療報酬改定の影響を述べる前に当院の概要について触れておく.
当院は昭和56年開院,一般143床,内科,外科,産婦人科,小児科,循環器科,胃腸科,麻酔科,放射線科,理学診療科を標榜する地域密着型の中小病院である.新看護3対1,A加算,8対1.透析ベッド数12.病床利用率98.2%,全入院患者の平均在院日数は,48.2日.入院患者の65歳以上の老人が占める割合は77%.(いずれも平成7年度実績).常勤医師数11人.また,年間入院死亡数は,100人〜110人となっている.
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