「医療施設近代化施設整備事業」による病院の建て替え
財団法人育生会横浜病院
宮内 政光
1
,
稲垣 博昭
2
1財団法人育生会
2日揮株式会社第2事業本部プロジェクトマネージメント部医療・福祉プロジェクトグループ
pp.590-591
発行日 1996年6月1日
Published Date 1996/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901838
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はじめに
この度財団法人育生会は,横浜市西区の繁華街にあった育生会横浜病院を保土ヶ谷区郊外に移転リニューアルし昨年12月に新開院したが,移転リニューアルに当たっては,平成7年度医療施設近代化施設整備事業の適用を受けることができた.
本院は,終戦直後から50年にわたり地域福祉医療の中核的な役割を担ってきたが,建物の老朽化,敷地の狭小化,医療のニーズの変化などに対応するため,郊外への移転を企画した.病院の移転新築に合わせ,老人保健施設と特別養護老人ホームを同一敷地内に併設し,医療と福祉の有機的統合を図るというコンセプトを実現するに際し,タイミングよく近代化整備資金の導入を図ることができた.
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