医療・病院管理用語ミニ辞典
〔病院管理〕ファイリング・システム/〔救急医療〕大動脈内バルーンパンピング法
一条 勝夫
1
Katsuo ICHIJO
1
1病院管理研究協会
pp.798
発行日 1990年9月1日
Published Date 1990/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900740
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情報を記録し,伝達し,保存するのが文書帳票であるが,こうした文書をいつでも容易に引き出して使えるように,要領よく整理し保存する方法に,ファイリング・システムがある.
病院で最も重要な文書が診療録である.患者がいつ来院しても,彼の診療録を直ちに引き出して使えるように,保管しておくことが必要である.それには,患者ごとに「フォルダー」という見出し耳のついた厚手の紙挟みに納め,分類索引をつけて整理保管する.フォルダーの並べ方は,図書館の索引カードのように耳を上にして立てて並べ,ファイリング・キャビネットやロータリー・ファイルに保管する方法と,一般の書架を使って書籍のように耳が横に出るように立てて保管する.フォルダーを立てて保管するので,バーチカル・ファイリングという.
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