病院運営の合理化を求めて
医療事務のコンピュータ化
安田 尚之
1
Naoyuki YASUDA
1
1順天堂浦安病院事務部
pp.794
発行日 1990年9月1日
Published Date 1990/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900738
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医療事務のコンピュータ処理に早くから取り組んでいる病院もあると思うが,歴史的にみて,病院で広く利用されるようになったのは,昭和50年代後半であろう.病院内にコンピュータ機械室を設け,情報の入力とデータの取り出し(レセプトの打ち出し)も病院内で行うのが一般的な方法である.更に最近は,オールトータル(オーダリング)システムを採用する病院も増えてきている.
コンピュータの採用には,人,スペース,装置(ハードとソフト)のイニシャルコストとランニングコストに膨大な資金を必要とするので,安く,早く,楽に,正確に医療事務の処理ができるシステムを考えなければならない.
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