特別記事
—雑誌『病院』×全日病学会コラボレーション企画—ヤングフォーラム・リターンズ!!—前編
高橋 泰
1
,
相澤 克之
2
1国際医療福祉大学赤坂心理・医療福祉マネジメント
2社会医療法人財団慈泉会相澤病院
キーワード:
全日本病院学会in広島
,
若手経営者
,
病院の継承
,
時代に合った経営
,
ビジョン推進達成制度
Keyword:
全日本病院学会in広島
,
若手経営者
,
病院の継承
,
時代に合った経営
,
ビジョン推進達成制度
pp.322-325
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541212145
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●「ヤングフォーラム・リターンズ!!」の企画趣旨
高橋 泰
全日本病院協会(全日病)は,年に1回,学術の研修の場として全日本病院学会を開催している.そして,第64回大会が,2023年10月14〜15日に広島で開催された.「ヤングフォーラム・リターンズ!!」は,大会2日目に,雑誌『病院』と全日病学会のコラボレーション企画として開催され,3人の若手経営者である講師から,厳しい時代に持続可能な病院の戦略が語られた.
3人の講師には2つの共通点がある.第一の共通点は,3人ともに父親が偉大な経営者であることである.1人目の講師である慈泉会相澤病院(長野県松本市)の相澤克之副院長の父親は,日本病院会会長の相澤孝夫氏であり,本人も父親のことを「スーパーマンのような経営者」と述べている.2人目の董仙会恵寿総合病院(石川県七尾市)の神野正隆理事長補佐の父親は,日本を代表する先進的な病院経営者であり,全日本病院協会副会長である神野正博氏である.3人目の真栄会にいむら病院(鹿児島県鹿児島市)理事長の新村友季子氏の父親は,にいむら病院創設の1980年より当時の泌尿器科の最先端技術をいち早く鹿児島へ導入し,名をはせた新村研二氏である.
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