特集 データヘルスで変わる病院
総論
データヘルスの今後を俯瞰する
山本 隆一
1
1一般財団法人医療情報システム開発センター
キーワード:
データヘルス
,
NDB
,
レセプト情報・特定健診等情報データベース
,
オンライン保険資格確認
,
医療情報連携
,
電子処方箋
,
PHR
,
Personal Health Record
Keyword:
データヘルス
,
NDB
,
レセプト情報・特定健診等情報データベース
,
オンライン保険資格確認
,
医療情報連携
,
電子処方箋
,
PHR
,
Personal Health Record
pp.670-673
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211486
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■はじめに
データヘルスという言葉が使われて久しい.当初は保険者が被保険者に特定健診データやレセプトデータを活用して,エビデンスに基づいた保健指導を行い,定量的に評価することが中心であったが,概念は変遷あるいは成長し,現在では保健・医療・介護情報を活用し,保健指導だけではなく,医療や介護そのものまで含めて,データに基づく働きかけと評価を指すようになり,ビッグデータ解析や人工知能の応用まで含まれている.本稿ではデータヘルスの理念を概観するとともに近未来を俯瞰したい.
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