特集 選択と集中で生き残る病院
【事例】
乳房疾患専門病院として生き残る—選択と集中から始まる価値の創造
相良 吉昭
1
1社会医療法人博愛会 相良病院
pp.688-690
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211263
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●高度成長期に支えられていた日本の医療は少子高齢化とPost-COVID Eraへと突入し,これからの日本の医療環境は急速に萎縮していく.今われわれはその分岐点に立っている.
●萎縮する日本の医療において,従来の経営手法は通用しない.今回特集される「選択と集中」だけでも,いずれ淘汰されてしまうであろう.われわれは「選択と集中」から始まる「価値の創造」が未来へ夢を描く手段と考える.
●アジアNo. 1の乳がんの専門グループをつくるという夢を実現するために,オープンイノベーションによる「価値の創造」を行っているので報告する.
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