特集 多国籍社会に直面する病院
石川県医師会が行っている外国人医療対策—団体契約による電話医療通訳を活用した実証事業
齊藤 典才
1
1石川勤労者医療協会城北病院
pp.493-497
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210995
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●団体契約による電話医療通訳を県医師会が取りまとめ実施したのは石川県が最初である.県医師会が実施主体となることで,急病の外国人患者を受け入れる多くの救急告示病院が参加しており,まさに県単位での対策と言える.
●電話医療通訳は外国人患者との言葉の壁を解決する有用な手段であり,今後全国に普及させていくことが望ましい.
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