特集 終末期と向き合う病院
在宅での看取りの現状と課題,病院との連携
小澤 竹俊
1
1めぐみ在宅クリニック
pp.620-624
発行日 2017年8月1日
Published Date 2017/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210531
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●在宅での看取りは,超高齢少子化多死時代に向けて,医療計画の中に謳われているが,実際には進んでいないのが現状である.その理由として,24時間の対応が困難であり医療者の負担感が大きいこと,介護する家族の負担や急変時対応への不安などが挙げられる.
●そのような背景から,在宅医療において積極的役割を担う医療機関が求められている.
●このような時代のニーズに応える病院として,一人で開業している診療所では対応しきれない夜間や不在時における連携や,人材育成に向けた研修が期待される.
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