特集 地域づくりの核としての病院
病院を核とする「まちなか集積医療」の成否
豊田 奈穂
1
1NIRA総合研究開発機構
pp.502-505
発行日 2016年7月1日
Published Date 2016/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210273
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●医療と地域の在り方が変化する時期を迎え,一定のエリア内に医療機関や介護施設,商業施設,住宅,交通などの都市機能を集積させることで生活者のQOLを支える「まちなか集積医療」への転換が必要である.
●病院を中心とするまちづくりのタイミングは既存施設の老朽化による建て替え時期に限られており,ここ数年が再構築のチャンスとなる.
●二次医療圏全体の将来を俯瞰し,長期的な時間軸の中で,病院,住民,行政,議会など,そこに関わる全ての人々が持続可能なまちづくりを進めていくことが重要であり,病院はその要となることが求められている.
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