医療を囲む声 病院の視力・聴力・感性
出会いから生まれた健康・医療ガイドセンター
松原 雄一
1
Yuichi MATSUBARA
1
1市民と専門家のための健康・医療ガイドセンター
pp.57
発行日 1989年1月1日
Published Date 1989/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209468
- 有料閲覧
- 文献概要
市民とさまざまな専門家の出会い
健康や医療について,医師などの医療者と気軽に相談できる場がほしいという市民の思いと,市民・患者・家族と悩みを共有したいという医療者・専門家の思いが出会い,1988年4月4日,東京・湯島に「市民と専門家のための健康・医療ガイドセンター」が開設された.
ガイドセンターでは,これまで一般的であった「命・からだを預ける—預かる」といった「患者—医師関係」に基づく医療ではなく, 1)自分のからだや病を知ることができる医療 2)いろいろな経験者と学びあって 健康を考える医療 3)市民と専門家が対等な関係でっ くる医療といった協同の医療を目指している.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.