特集 病院と税金
病院と間接税—売上税実施を想定して影響をどう読んだか
鈴木 博通
1
,
有澤 源蔵
2,3
,
高橋 重雄
4
,
石田 貞治
5
Hiromichi SUZUKI
1
,
Genzo ARISAWA
2,3
,
Shigeo TAKAHASHI
4
,
Sadaharu ISHIDA
5
1虎の門病院会計課
2日本病院
3有澤総合病院
4日本私立病院事務長会
5大口東総合病院
pp.924-929
発行日 1987年11月1日
Published Date 1987/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209171
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病院と売上税
昭和62年2月に閣議決定された売上税法案は,結果として,企業やその税の転嫁を受ける消費者の猛反発により廃案となった.この新型の間接税が仮に実現した場合,病院経済に与える影響はどのようなものであったのか.廃案となった今では,その試算の結果を持ち出したところで"時間のむだ"かもしれない.しかし,政府は"新型間接税は依然として重要な課題"としているし,この歴史に残される税制改革案をシミュレーションしておくことも意義あるものと考える.
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