今日の視点
小児医療の今後(1)—障害児の医学的課題と療育の方向 その2
福嶋 正和
1
Masakazu FUKUSHIMA
1
1千葉市療育センター
pp.545-550
発行日 1987年7月1日
Published Date 1987/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209093
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医学の進歩は障害の発生率を減少させ,出生前および出生時スクリーニング検査の発達は障害の予防・早期発見に多大の貢献をしている.が,それのみでは片手落ちとも言える.究極の目標は,障害児をいかにして社会復帰させるかにある.
前回に引き続き,今回は「障害児療育」の在り方を探るとともに,その中で果たすべき医療の役割について言及してみる.
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