厚生行政フォーラム
診療報酬支払制度の見直し
厚生行政研究会
pp.140-141
発行日 1987年2月1日
Published Date 1987/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209000
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昭和59年は健康保険法改正,60年は医療法改正,61年は老人保健法改正が行われ,そして今年は精神保健法の改正案が国会に提出される予定である.毎年,めまぐるしく変化してゆく医療制度により,病院は望むと望まざるとにかかわらずその変化に対応してゆかねばならない.老人保健法についても今回は成立しないだろうとたかをくくって準備をしなかった病院の担当者は,年末年始,準備に大童だったようである.
そこで,我々は今年,今後数年のうちに変化してゆくことになるであろう医療問題等にスポットをあてることにする.テーマとしては,医療のミニマム・リクワイアメント,老人保健施設,地域医療計画,病院の広告規制,在宅医療,医療産業自由化,病院の機能評価,MSWの制度化等を予定しているが,今回は診療報酬支払制度を取り上げることにする.
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