病院運営の変化 ここ10年余病院はどう変わったか
看護部門における組織の変化—北里大学病院看護部組織変革のレポート
間宮 貞
1
Sada MAMIYA
1
1北里大学病院看護部
pp.343-346
発行日 1985年4月1日
Published Date 1985/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208571
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北里大学病院は私立の総合病院として昭和46年7月開院,稼働ベッド数852床から現在は913床に増床され,平均在院日数は24日である.職員は約1700名でそのうち45%が看護職員であり,医師団が25%,コメディカルが15%,事務職員が15%である.
当院は"患者中心の医療の実践"をモットーに,地域住民の健康生活に直結した病院を目指し,そのための努力は現在もなお続けられている.看護部も組織機能の更なる活性化を求め,開院以来12年続いた組織を思いきって改正してから,まもなく2年が経過する.今後のために10年余の看護部門の体制の変遷と今回の組織改正の経緯を整理しようと考えていた矢先,編集部からの依頼があり,自信のないままにお受けしたが,組織変革の一つの事例として当院の体験を紹介させていただく.
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