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創立10周年を迎えた日本診療録管理士協会の新役員—酒井隆子会長と新里敏子,三竹年世子副会長
高橋 政祺
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1杏林大学医学部
pp.1012
発行日 1984年12月1日
Published Date 1984/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208461
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病院医療の機能向上のため,我が国で最も遅れている病歴管理の体制を整えようと,米国で教育を受けた専門家と,日本病院会の通信教育終了者で結成したこの協会も,今年は創立10周年を迎えた.現在登録会員は708名もの多数に及び,全国各地の病院で病歴管理に携わり,この推進に一所懸命である.
この全国病院の病歴室の実務担当者の頂点に立ち,希望の星になっているのは,この人"酒井隆子会長"である.酒井さんは京都の同志社女子大学を卒業後,日本バプテスト病院に勤務するようになり,薦められて昭和35年アメリカのノースカロライナ・バプテスト病院付属病歴管理士学校に入学,卒業後米国での免許を取得,1年間ルイジアナ州南部バプテスト病院の病歴管理士副主任として活躍の後,帰国した方である.
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