病院職員の基礎知識 院内各部門の知識
図書・病歴部門
高橋 政祺
1
Masayoshi TAKAHASHI
1
1杏林大学医学部病院管理学
pp.966
発行日 1984年11月1日
Published Date 1984/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208450
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成り立ちと歴史
病院の四大機能である診療・研究・教育そして健康増進をバックアップするためにライブラリー部門が必要であることは論を待たない.初めは個人の医師が自分のために自費で整備していたものであろうが,昭和30年代に入り近代化病院ブームが我が国にも訪れると,中央検査室,中央放射線科,中央手術室などと共にこれを取り上げる病院が出てきた.
そして我が国の場合,この図書及び病歴両部門とも研究活動を支援する機能が重視されて,大学病院や地域の医療センターとなっている大病院から整備が進んで行ったことに大きな特微がある.
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