民間病院を見る,聞く,語る・15
奉仕の心を心とし,かつ経営基盤の確立を—宮城県・医療法人本多友愛会仙南病院
本多 徳児
1
,
本誌編集室
1仙南病院
pp.1088-1092
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208206
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仙南病院は仙台から南へ宮城県南部の純農村地帯,人口3万5千の角田市にある.この角田市には公的病院がなく3つの民間病院がこの地域の医療を提供している.特に大正9年,現院長の父君正由氏によって開業され,同法人傘下に仙南中央病院(精神科,200床,柴田町在)をも擁する仙南病院は,戦後の結核全盛時代から,この地の健康保持・増進に貢献してきた.しかし,これからの厳しい時代にマンネリを打破して,活力をひき出していけるだろうかという危惧もあるようだ.
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