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「地域医療活動の継続」を討議—第26回病院精神医学会開催
編集室
pp.995
発行日 1983年11月1日
Published Date 1983/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208176
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第26回病院精神医学会総会(運営委員長:大谷亘紅葉ケ丘病院長)が去る9月16〜17日の2日間,「地域医療活動の継続」を基本テーマとして,京都市の京都会館で開催された.本学会は精神医療にかかわるすべての人に開かれており,今回は病者・家族・福祉関係者及び保健・医療従事者など様々な職種の人たちが,北海道から沖縄に至る地域から約900名が参会した.
今学会では,数学者の森毅氏(京都大)の特別講演「世の中の幅」,シンポジウム「生活に根ざした精神医療を考える」及び「社会的自立へ向けての病院医療—病者から学ぶ」のほか一般演題発表が行われ,病者の生活の場を中心とした相談・外来から退院後までの一貫・継続した医療活動に関する現場での実践例が報告・討論された.
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