統計のページ
病院職員の賃金と労働条件・2
西中 正久
1
Masahisa NISHINAKA
1
1全国病院労務管理学会
pp.438-439
発行日 1983年5月1日
Published Date 1983/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208024
- 有料閲覧
- 文献概要
労働時間
労働省の行政指導に労働時間の短縮があり問題となっている.労働時間は賃金とともに労働条件の重要項目であるが,病院の就業規則に定められた週所定労働時間は,全国病院労務管理学会調査によると,その分類は多く21分類となっている.その平均労働時間は40時間28分で,最低労働時間35時間30分から最高労働時間48時間の中に平均的に分散となっている.その中で「41時間」が19.1%と最高を占め,次いで「42時間」10.4%,「38時間」,「38時間30分」,「39時間」,その他の順となっている(表6).
労働省毎勤統計規模30人以上の産業別1人平均年間・月間・出勤日数・総実労働時間を見ると,医療業男子の年間出勤日数276.5日,労働時間2,149.2時間,女子の場合274.3日,2082.5時間となっている.月間では男子23日・179.1時間,女子22.9日・173.5時間となる.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.