民間病院を見る,聞く,語る・6
大学と同じレベルの医療を—大学関連病院になり急成長した香川県・回生病院
松浦 俊子
1
,
藤原 憲和
1
,
細田 健二
2
1回生病院
2慶応大学病院管理学
pp.726-730
発行日 1982年8月1日
Published Date 1982/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207818
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昭和62年に完成の予定される本州四国連絡橋児島・坂出ルートの四国側入口に当たる坂出市は,古くは塩田の町として,現在は塩田埋立て地帯を利用した工業都市として栄えている.人口7万.この坂出市に26床で誕生した回生病院は松浦俊子理事長により開設され,現在552床(内精神190),職員395名の総合病院に成長した.診療面では四国四県で初めて脳外科を開設,52年には日本で2台目の全身用CT導入,また老人精神病棟を設け,リハビリ施設も充実している.子どものように大事に病院を育ててきたと語る松浦理事長にお話を伺った.
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