病院精神医療の展開
精神病院におけるアルコール病棟の運営
佐々木 重雄
1
,
鈴木 透
1
1駒木野病院
pp.162-165
発行日 1982年2月1日
Published Date 1982/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207678
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駒木野病院は,定床が507で,男子4病棟(閉鎖2,開放2),女子2病棟(閉鎖1,開放1)及び男女の合併症病棟1の計7病棟から成っており,それぞれの病棟には70〜80名の患者が入院している.
昭和55年に新病棟(4階建)をつくった際に,1フロアをアルコール専門病棟の構想のもとに設計されたが,その後の病棟運営,更には病院全体の管理運営の面から,アルコール依存者は男子病棟の閉鎖,開放の各々1病棟に分散して受け入れている.そしてこの二つの病棟の病室のうち,各2病室(16床)をアルコール依存者専門の病室としている.したがって,閉鎖,開放病棟合わせて,30名前後のアルコール依存患者が入院していることになる.
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