グラフ
—八尾・宇治徳洲会病院—地域の健康を荷なう若い力
pp.649-654
発行日 1980年8月1日
Published Date 1980/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207211
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徳洲会病院の形態や理念については,医療関係者の周知するところであろう.実際,数年来これほど耳目を集め,さまざまな論議を呼んだ病院はほかにない.したがって,ここでは屋上屋を架すことを避け,経過年数を異にする二つの徳洲会病院について,一日のスナップを中心に構成した.「当たりまえのことを当たりまえのようにやっているだけ」と言う,地道な日常の医療活動の一端を紹介することができれば幸いである.
八尾病院(311床)は昭和53年7月,宇治病院(572床,現行250床)は54年12月に開院した.大阪市と京都市の,ともに近郊に位置する人口急増地域である.前者が更に100床の増築を急ぐなど,既に地域に定着しつつあるのに対し,後者は,職員間の疎通ができ,これから本格的な医療活動の緒につこうというところである.
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