企画1 一般診療科と精神科の協力
大阪警察病院の経験から—病院管理者の立場より
小山 英次
1
,
工藤 義雄
2
1大阪警察病院
2大阪第二警察病院
pp.470-472
発行日 1979年6月1日
Published Date 1979/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206877
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近代医学の進歩により,臨床各分野において,細分,専門化が急速に進みつつある.しかし,個々の治療者が持ち得る能力にはおのずと限界があり,したがって高度の医療技術を駆使するためには,医師,看護婦,パラメディカルスタッフなどすべての医療関係者の協力によるチーム診療が必要であることは,今更申すまでもないことである.
そして,現代の総合病院における精神科医療も,このチーム診療の一環として取り上げ検討すべきものと考える.
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