特集 大地震と病院―宮城県沖地震を中心に
宮城県沖地震の体験から—仙台市立病院の場合
丹野 三男
1
1仙台市立病院
pp.293-295
発行日 1979年4月1日
Published Date 1979/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206827
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昨年の宮城県沖地震に際し,病院の職員がどのように対応したか,院内の人的物的被害状況はどうであったか,また地震に対し職員の教育訓練はしていたか,今後に備えてどのような準備体制を取るべきかなどの体験談を書くようにとの依頼を受けた.もうすでに半年近くも経過し,院内はもちろん仙台市内の被害も一部を除いては漸次回復しつつある状況で,また筆者自身の記憶も薄れつつあるが,当時筆者の取った行動を中心に院内の模様を再現してみたい.
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