現場訪問
病院ハウスキーパーの一日—済生会中央病院中沢節子さんに聞く
本誌編集室
pp.158-159
発行日 1979年2月1日
Published Date 1979/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206788
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"ハウスなんとか課から電話ですよ"
中沢さんは現在,済生会中央病院ハウスキーパー課の主任である.この病院に勤務を始めたのが昭和33年で,昨年ちょうど20年勤続の表彰を受けた.昭和45年この病院にハウスキーパー課ができる以前は,家庭の事情もあって残業のない用度課所属の売店に勤めていたが,ハウスキーパー課ができると同時に,当時の吉川課長の下で,はじめてハウスキーパーの業務に携わることになった.まだ当時はハウスキーパー課のある病院はほとんどなく,中沢さん自身どんなことをやる所かわからなかったし,他部門の人たちからもなかなかその存在を知ってもらえず,電話を入れても,"婦長さん,ハウスなんとか課から電話ですよ"という具合であった.
中沢さんは現在千葉市から電車で通勤している.自宅から病院まで1時間半余りの通勤距離であるが,ラッシュ時を避けて8時15分ごろには病院に入る.
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