民間病院の新しい試み
最新の治療用バスを誇る肛門病専門病院—横浜市・松島病院
松島 善視
1
,
一条 勝夫
2
1松島病院
2自治医科大学・病院管理学
pp.862-867
発行日 1978年10月1日
Published Date 1978/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206684
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
大正15年,先代松島善三氏によって創設された医療法人恵仁会松島病院は,内科・外科・肛門科の診療を行ってきたが,昭和の初め頃より手術療法・薬物療法を併用した肛門病専門病院に転換し,以来50年日本人には特に多いという肛門病の研究治療に専念してきた病院である.
医療機関の多い東京近郊においても,ジュータンの敷きつめられたゆったりとした雰囲気の中で肛門病を治療できる病院は珍しいが,昭和46年現在の地に150床の新病院建築という構想の時から,ホテルのような病院を目指し,かつ専門病院としては病床数150床に対し,温水洗浄,温風乾燥式トイレを100個所備えるなど設備には注意が払われている.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.