私的病院運営のポイント
パート医師の集め方,使い方
岡山 義雄
1
1医療法人社団喜峰会岡山病院
pp.80-83
発行日 1977年1月1日
Published Date 1977/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206137
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今日,全国の多くの病院が慢性的ともいわれる医師不足の波をもろにかぶり,常勤医師の欠員をカバーするため病院管理上のさまざまな問題を克服し,ある程度の採算を度外視して,パート医師を雇用し,診療活動の補完に努めているのが現実の姿である.
近年医育機関の増設が進み,やがて医師不足に終止符を打つ時代も,そう遠くはないが,現時点で日本の病院の常勤医が院長を含めわずか4名であることを考えるとまだ当分の間,特に私的病院でのパート医師の果たす役割は大きく,高く評価せねばなるまい.しかしまた病院運営上いろいろの難問が介在していることも否めない.
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