グラフ 新設医大病院シリーズ・3
地域の基幹病院としての機能を教育に生かす—聖マリアンナ医科大学病院
pp.13-19
発行日 1975年6月1日
Published Date 1975/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205629
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新宿から小田急電鉄で16分,向ケ丘遊園で下車して車で約10分,森林にはさまれて新興ベッドタウンのアパート群が林立する丘陵地を上っていくと,モダンで,しかもどことなくソフトなムードの漂う8階建てのビル群が目に入る.これが昨年の2月に開院した聖マリアンナ医大病院である(地上8階地下3階,建築面積8,549.57m2,延床面積44,158.48m2).
開院してまだ1年あまりであるが,医師,ナースの充足度もまずまず.外来患者はすでに1日平均700名,規定ベッド数850床の中,400床が開かれ,川崎市北部地区の基幹病院としての機能を発揮し始めている.秋にはさらに150床オープンして,ベッドサイド・ティーチングを開始するという.
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