医療事故と法律・13
ショック死をめぐって
饗庭 忠男
1
1慶応大学
pp.72-73
発行日 1975年1月1日
Published Date 1975/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205526
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手術や薬剤の投与などによるショック死は,しばしば医療訴訟にもちこまれる.患者が特異体質であるということが事前には予見できなかったが,ショックへの対策はできるかぎり果した.にもかかわらず患者はショック死してしまった.このようなとき,医師の法的責任はどのように考えられているのだろうか.
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