病院職員のための医学知識・25
自己免疫疾患
河合 忠
1,2
1自治医科大学
2日本大学臨床病理学講座
pp.70-71
発行日 1975年1月1日
Published Date 1975/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205525
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自己免疫という考え方は,いつ頃どんなことがきっかけで,いわれ始めたのでしょうか.
かの有名なエールリッヒは,実験的事実に基づいて,生体は自己の有するさまざまな体構成成分に対しては決して抗体産生をしない,という理論を発表し,これは自家中毒忌避horror autotoxicusと呼ばれました.
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