私的病院からのレポート28
—神奈川県横浜市・大口病院—神奈川県の地域医療活動に挺身—小野肇理事長にきく
一条 勝夫
1
1自治医科大学
pp.61-68
発行日 1974年10月1日
Published Date 1974/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205461
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本年1月の新年会の折,小野先生は病院長を辞めて理事長に就任した.すでに十数年前から,患者を診ることはいっさいやめ,神奈川県医師会の中枢メンバーとして,地域の医療の向上とその充実に多くの時間をさいており,一病院の院長ではおさまりきれない役割を果たしていた.名刺に刷りこまれた公職は,神奈川県医師会理事,神奈川県衛生学院長から,神奈川県総合リハビリテーション事業団理事まで12にものぼる.病院は片腕ともいうべき黒川新院長と石田事務局長にまかせ,汐見台病院をベースにした看護婦の養成に夢をかけている昨今のようである(写真・ご自慢のスクラップ・ブックを背にする小野理事長)
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