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医科大学付属病院 続々誕生
pp.14-15
発行日 1974年6月1日
Published Date 1974/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205364
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1960年代の後半から,全国的にわきたちはじめた医師不足の声は,1970年にはいって,今までの長いタブーを破り,医科大学および医学部の新設を各地にもたらした.医科大学は必ず800床以上の実習病院をもたなければならない.まず,これら大学のトップをきって,1971年夏,神奈川県相模原の広大な土地に北里大学病院がオープンした.その後,杏林大,帝京大,川崎医大などの認可第一陣(1970,71年)の付属病院完成につづき,いよいよ,名古屋保健衛生大,埼玉医大などの第二陣も,呱呱の声をあげはじめた.
ここでは,本年の春から夏にかけて完成をみた聖マリアンナ医科大(1971年認可,74年5月17日病院オープン,神奈川県),自治医科大(1972年認可,74年4月13日病院オープン,栃木県),独協医科大(1973年認可,74年7月14日病院オープン,栃木県)の偉容をご紹介しよう.
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