研究と報告【投稿】
薬剤管理の断面—差益の計算方法について
角田 信三
1
,
寺西 年一
2
,
今井 美千雄
3
1名古屋市中日病院
2管理課
3中日新聞社電子計算部
pp.117-120
発行日 1972年7月1日
Published Date 1972/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204724
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はじめに
病院管理運営の面において,使用薬剤の占める地位は大きく,その基準薬価と実勢薬価との差益については,各病院管理者として,おろそかにできない関心事である.
この差益の実態を把握するためには,全品目ごとにその差益を算出し,全集計を求める実計算が本筋ではあるが,その作業量は想像以上に繁雑なものである.この点に立脚して推計的に簡易的方法がないものかと探究した結果1つの方法を得たので,ここに報告しご批判を得たい.
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