霞ガ関だより
医務局指導課編‘診療管理’の紹介
pp.114-115
発行日 1971年11月1日
Published Date 1971/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204510
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病院における診療管理は,近年の医療形態の変化に対応してその重要性がますます認識されてきた.しかし,現在病院の診療管理体制は十分とはいえず,理想的な病院医療を行なうためにその検討が望まれている.
この機に臨んで,指導課では昭和44年度,45年度の‘診療管理検討会’において診療管理の問題点とその診療管理検討会において診療管理の問題点とその改善策などについて学識経験者の方がたにご検討願った.検討会のメンバーは座長を橋本寿三男氏(厚生団常務理事)とし,岩佐潔氏(病院管理研究所医療管理部長),小野田敏郎氏(佼成病院長),小原辰三氏(国立横浜病院長),守屋博氏(順天堂大学医学部教援),吉田幸雄氏(病院管理研究所長)の各氏であった.‘診療管理’はこの検討会の要旨と関連参考資料とを取りまとめた報告書である.ここでは更にその要点を簡単に述べることにする.
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