研究と報告【投稿】
院内癌登録
妹尾 巌
1
,
草信 正志
1
,
中島 行正
2
,
荒川 雅久
3
1川崎医科大学付属川崎病院病歴室
2川崎医科大学付属川崎病院内科
3川崎医科大学付属川崎病院外科
pp.109-112
発行日 1971年9月1日
Published Date 1971/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204437
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癌患者の院内登録態勢
川崎病院は昭和35年3月15日綜合病院として発足以来川崎癌研究所を併設し,中央病歴室をもち,院内癌患者の登録を実施してきた.癌と診断されたすべての患者(I.C.D.140-209)の基本的情報と積極的追跡活動による情報を加えて整理保管し,その情報が医療スタッフに容易に役立つよう努めている.その組み立ては‘発見届け’と‘抄録票’の作成,ならびに‘追跡’の3段階に分かれており,病歴の正確性と完全性を主軸としている.
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