特集 ニッパチ問題
‘ニッパチ’を計算する
Y
pp.39-42
発行日 1970年8月1日
Published Date 1970/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204041
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昭和40年5月の人事院判定が,俗に‘ニッパチ’と呼ばれ,全国各地の病院における看護婦増員闘争の焦点となってすでに久しい.これはいうまでもなく,夜勤2人以上,月8日以内の意である.1看護単位の患者数40人以内という1項も付いていたが,このほうはやや影がうすい.
これらのほかにも,看護の世界のなかには,いわゆる患者数と看護婦数の比率を定めた4:1という数字がある.さらに,看護要員のうちの看護婦,准看護婦,看護助手の比率を定めた5:3:2,または4:2:2なども広く知られている.
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