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編集主幹ノート
吉田 幸雄
pp.92
発行日 1968年7月1日
Published Date 1968/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203399
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小生,この春にいたってはじめて健康が害されていることを如実に知らされ,残念ながらこのノートの執筆も休まざるをえませんでした。2,3年来高血圧を気にはしていましたが,この秋無事に還暦を迎えるものと過信していました。しかし還暦を目前にひかえて,もう身心の無理は許されないことを知らされました。加えって"若気の致り"とでも申しましょうか。
幸い2回とも軽い発作で済み,精検では異常がないように回復しましたが,これからは精ぜい老人学の示すものを身につける修養を志す覚悟をしています。そして,もしも私に社会に必要である仕事があるならば,私の身心の許される範囲でこれからも努めて参りたいと思います。
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