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編集主幹ノート
吉田 幸雄
pp.88
発行日 1967年2月1日
Published Date 1967/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203039
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- 文献概要
今年の冬は,1月中に特別な寒波が襲来して豪雪を降らした以外は,概して暖かい日が多かったように思う。しかし小生は昨年11月以来3か月にわたる気管枝炎に苦しみ続けた。血圧は上るし,喀疸,咳嗽に日夜せめられ,スッカリ心まで弱ってしまった。しかし一陽来福の春をようやく迎えました。慢性気管枝炎の世界的で学会でも問題になっているようだが,都会の空気汚染に関係があるのだろう。
本号は「放射線部のあり方と問題」を特集してみました。昨年の日本病院学会のパネルの報告と合せて,さらにそれを追求して見ました。巻頭には守屋教授の見解を発表していただきましたが,期せずしてパネルで論議され主たる問題点について論述されています。従って学会のバネルの速記録を読まれると,各演者がそれらの問題をめぐって具体的にかつ実例的に説明されているように見えます。合わせて「放射線部のあり方と問題」の理論と実際とでも申せましょう。
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