特集 放射線部のあり方と問題
病院の放射線科はどうあるべきか—第16回日本病院学会パネルディスカッション
加納 寛一
1
,
宮川 正
2
,
野辺地 篤郎
3
,
堀内 光
4
,
浅井 一太郎
5
,
島内 武文
6
,
守屋 博
7
1東京厚生年金病院
2東京大学
3聖路加国際病院放射線科
4東京済生会中央病院内科
5虎の門病院診療部
6東北大学
7順天堂大学
pp.20-33
発行日 1967年2月1日
Published Date 1967/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203029
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司会 ただいまから「病院の放射線科はどうあるべきか」のパネルディスカッションをいたしたいと存じます。最初に総括的な問題を東京大学教授の宮川先生にお願いし,続いて病院放射線科の中央化について,わが国で最も代表的な聖路加国際病院の放射線科の野辺地先生にお話をいただきます。その次に東京済生会中央病院の内科医長をしておられる堀内先生に,わが国の総合病院における放射線科の現況についてお話をいただく予定でございます。その次は虎の門病院の診療部長をしておられる浅井先生に,その中間の立場と申しますか,わが国の多くの病院が目標としている聖路加の方式というものに対する中間的な立場を代表して,いろいろお話を賜りたいと思います。その後で病院管理学の立場から島内先生,また皆さまのお話によっては守屋先生からお話をいただく予定でございます。では最初に宮川先生お願いいたします。
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