特集 病棟の看護設備
インターホンと呼出し装置
清水 敏男
1
1日本インターフォン株式会社
pp.43-51
発行日 1966年4月1日
Published Date 1966/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202827
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1.はじめに
今日の病院管理においては,敏速な連絡は必要不可欠の条件であり,看護地域内での情報の伝達手段としてのインターホンの活用や,院内における呼出し,報知に拡声装置や無線呼出し装置を利用するなど,連絡業務の合理化を計ることは必然的ななりゆきでありましょう。病棟内では完全看護を目的とし,人員不足を補い,その労力を緩和するためにナース・コール・インターホンが一般的に使用されています。また院内における呼出しや放送には拡声装置に加えて無線呼出し装置が採用されつつあります。そこで今回は主としてナース・コール・インターホンと呼出し装置についてふれてみることにしましょう。
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