第15回日本病院学会特別号 II.専門集会総括報告の部
A.救急医療の諸問題
古玉 太郎
1
1京都第2赤十字病院
pp.43-47
発行日 1965年10月20日
Published Date 1965/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202696
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交通機関の発達とスピード化によって交通事故が激増し,これによる事故死が必然的に増えてきた。これは憂うべき問題であり,各方面からその対策についていろいろ工夫されている。
昨年の交通事故死は,年間1.2万人という数字を示したが,警察庁のまとめた道路交通情勢の見通しによるとこのままで行けば43年には事故者約83万人,国民160人について1人の割りとなり,死傷者は年間2.0万人になるといわれている。
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