霞ガ関だより
医療費基本問題研究員の報告の概要
S T
pp.90-92
発行日 1965年6月1日
Published Date 1965/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202603
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医療費基本問題研究員(座長高橋長太郎氏)は,38年8月の第1回会合以来,約1年半にわたって研究をつづけていたが,さる3月27日研究結果をとりまとめ,神田厚相に提出した。
今回の報告書は,6人の研究員がそれぞれ専門的立場から個々の意見を報告したものであり,全研究員の一致した意見はだされていない。このため,6人の研究員の医療費に対する見解には多少の相違があり,また直ちに行政面に反映できるものではないが,経済,経営学者による医療費,医療保険についての最初の本格的な研究という点から大きな意味をもつものであるので,以下各研究員の報告の概要を紹介しよう。
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