特集 病院におけるリハビリテーション
病院におけるリハビリテーションサービスとP.T.,O.T.の養成
末永 雨香
1
Elizabeth Fuchs
1国立東京病院リハビリテーション学院O.T.部
pp.53-57
発行日 1965年5月1日
Published Date 1965/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202573
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O.T.,P.T.の教育および総合病院におけるPhysical MedicineとRehabilitation (PMR)分野の治療の役割について述べさせていただきます。基磯教育とインターンシップはメディカルおよびパラメディカルな職業に先行するものであるから,これらから話をすすめます。限られた紙面でこの教育について述べる前に,私の置かれた位置について説明する必要を認めます。この宇宙の永遠な時間,または一個人の人生の短い時間に較べても私が東京で過ごしたわずか6ヵ月という期間は私にSchool of Rehabilitation (リハビリテーション学院)で試みられていることが日本の文化に受け入れられているかどうかを判断する事や,ましてそれについて記述する資格があるものかどうかうたがわしく思っています。私は私が一個人として教育者としてまたパラメディカルなひとつのO.T.職業者として育つためにつくして下さった多くの立派な方々に対する限りない感謝をあらたにしながらこの意見を述べさせていただきます。
私は学生,教師,Therapist,インターン生の実習監督,カリキュラム作成者およびO.T.部長としての探求者の2,3年間に及ぶ豊富な経験をもっとも幸福に味わってきました。この経験のecology(社会生態学)は私立,教会,公立,国立のアメリカとヨーロッパの施設に及んでいます。
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