特集 人件費対策
病院規模と職種別職員数の実態
紀伊国 献三
1
1病院管理研究所経営管理部
pp.19-24
発行日 1964年12月1日
Published Date 1964/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202471
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病院の必要職員数の算定にあたっては,作業の質,作業方式,作業範囲,作業環境,設備,作業組織,作業員の能力,モラールなどの諸要素が微妙にくみあって,単なる作業量のみを問題とすることは危険であるが,病院の部門別能率測定の指標としては,やはり第一に考慮さるべきものであろう。
この病院各部の業務量は,病院管理上の重要な指標であるが,全国的な調査が明らかでないので,昭和36年3月,公的病院に対して行なわれた医業経営実態調査の調査結果より,病院各部門における業務量と構成員につき計算解析を行なった。
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