ホスピタルトピックス 経営
西ドイツの病院数とその規模(2)
菅谷 章
1
1病院管理研究所
pp.88-90
発行日 1965年7月1日
Published Date 1965/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202624
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第3表は,公的病院をさらに細かく経営主体別に分類したものであるが,公的病院のうち,市町村立・その連合体立の病院は,病院の数においても病床数においてもその比率はきわめて大であり,公的病院の3/4はこれらの病院によって運営されているのである。
1,300ほどある公的病院について,規模別に病院数の割合についてみると,その4/5(79.2%)は300床以下の規模の小さい病院であり,300〜600床の中規模の病院は11%,600床以上の規模の大きい病院は9.5%である。だがこれを病院床数の割合でみると,ほとんど公的病院の病床総数の1/3(33.4%)は1,000床以上の病院が占め,さらに1/3(31.7%)が300〜1,000床までの病院,残りの1/3(34.8%)は規模の小さい300床以下の病院となっている。
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