病院管理講座 実務編・9
病院放射線科の管理
岡本 十二郎
1
1東京医科大学
pp.79-83
発行日 1963年9月1日
Published Date 1963/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202202
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I.まえがき
患者の診断,治療あるいは予後観察などX線あるいはその他の放射線の医療への応用はますますさかんとなり,その重要性はここに述べるまでもないほどである。
ことに正確な早期診断を行ない,早期治療が望まれれば望まれるほど,その意義が大であり,おのおのの疾患診断目的に最適の優秀な各種装置の必要性が生じてくるわけで,診断学の進歩とともに装置の種類とそれらの性能にも格段の進歩がもたらされている現況である。
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